夫婦岩

京都でお参りするなら「丹波國一之宮」と呼ばれしこの神社だ!

 京都で神社と言えば、伏見稲荷大社や平安神宮、八坂神社などが由緒ある神社として有名です。でも京都には凄い神社が他にもあるんです。

 それは、京都府亀岡市にある「丹波國一之宮(丹波の国の中で一番格式高い神社)」と言われる「出雲大神宮」なんです。

 この神社は田園風景広がるのどかな山麓に位置しており、雑音など無く静かで空気もきれいなので気持ちがとても落ち着きます。

 

    上記画像は公式ページより出典

 私はこの神社が好きで若かりし頃からよく参拝に行っています。

 メディアでの紹介や口コミ等で、近年では他府県ナンバーの車が結構増えてきたように感じます。いや、確実に増えてます。

 で、この「出雲大神宮」何が凄いのかって言うと先ずはこの神社の由縁です、次にここは日本一の縁結び神社であること、そしてどんな病にも効くと言い伝えられてきた御神水が湧き出ている、あと京都で一番のパワースポットだと言われている等。

 結構凄いでしょ!

出雲大神宮、千年宮鳥居
そんな出雲大神宮、ではもう少し詳しく紹介していきますね

 

出雲大神宮の由縁

 

 出雲大神宮と聞いて「あれ!?、島根県の出雲大社と名前が似てる」と思われる方が多いのではないでしょうか。

 実はこのふたつの神社は繋がりがあるんですよ。

 徒然草、第236段に「丹波に出雲といふ所あり。大社(おおやしろ)を移して、めでたく造れり。」という高校生の教科書にも出てくるほど有名な一文があります。(私の子供も今高校生で、この一文を知っていました)

 これをわかりやすくいうと「丹波の国に出雲という所がある。出雲大社から神様を招いて立派な社殿を造っている。」です、みなさんも御存知の通り徒然草は鎌倉時代に兼好法師が書いた随筆です。ということは鎌倉時代には既に出雲大神宮は存在していたってことになるんですねぇ。

出雲大神宮

 他にも面白い話があって、徒然草では出雲大社から神様を招いた(分霊)とされてますが、その逆の説があるんです。

 丹波国風土記というものによれば「元明天皇和銅年中、大国主命御一柱のみ島根の杵築(きづき)の地に遷す」とあります。

 これもまた分りやすくいうと元明天皇が和銅のあいだに神様を京都の出雲から島根の杵築に遷した(分霊)、となります。

 杵築とは今でいう出雲大社ですが、昔から出雲大社と呼ばれていた訳ではなく杵築大社と呼ばれていたんです。出雲大社と名称が変わったのは明治時代からだそうです、なので江戸時代までは出雲といえば京都の出雲大神宮をさすと言われてます。

 それゆえ出雲大神宮は別称、元出雲(もといずも)とも呼ばれます。

 ちなみに杵築大社は今東京にあります、ここもやはり関係深い神社で江戸時代に島根の杵築大社からの分霊で創られたとされています、ですからここでも出雲大神宮、出雲大社と同じ神様が祀られています。この神様が誰なのかは後ほど説明しますね。

 先ほど和銅という言葉が出てきましたが、これはその当時の年号を表してます。西暦でいうと708年から715年の間の時代になります。

 ということは・・・

飛鳥時代じゃねーかよー!!!

 いやぁビックリですよね今から約1300年以上前から存在してるってことになるのですから。

 後に足利尊氏が本殿を修造したと伝えられており、今では本殿は国の重要文化財に指定されています。

まぁ、どちらの神社が先に創られたのかは未だわかっておらずちょっとしたミステリーですが、どちらにせよ歴史ある神社であることには間違いありません。

 

 

日本一の縁結び

 

 

 長寿、金運、縁結びに御利益があるこの出雲大神宮では大国主命(オオクニヌシノミコト)と美穂津姫命(ミホツヒメノミコト)が主祭神として祀られています。

夫婦岩

 どちらも日本神話に出てくる神で大国主命はあの有名な神話、「因幡の白兎」で白兎を助けたとても心優しき神様です、そして美穂津姫命は天上界の神「高皇産霊尊」(タカミムスビノミコト)の娘で大国主命の最後の正妻とされています。(実は大国主命には沢山の妻がいたのです)

 

 美穂津姫命が正妻として后神(キサキシン)になった時、天上界である高天原(たかあまはら)から稲穂を持ってきて地上に稲作を広めました。
また美穂津姫命は地上界(正確には地下界)の神である大国主命の后神になったことで両界の仲を繋いだとも言われています。

 この二人の縁があったからこそ、恵ある幸福が生まれ更には世界がどんどん繋がり発展していく、すばらしい時代の始まるきっかけになったのです。

 出雲大神宮のホームページでもこのようなことが言われています。

 この縁結びということは、単に男女の仲を結ぶだけでなく、万物が立派に生成するように、社会が明るく楽しいものであるよう、全てのものが幸福であるようにと、お互いの発展の為のつながりが結ばれることである。
 大国主大神様が福の神と慕われ、全ての人々から広く深く信仰をお受けになっているのもこの「むすび」の御神徳、即ち我々に愛情を限りなく注いで下さる神様だからである。
 大神様は私達の家庭の親が、子供幸福を願って教導保護するように、人間の幸福の「縁を結んで下さる」親神様である。

公式ホームページより引用

 まさにこの二人は良縁だったということになりますね、そして丹波国風土記で言われているように出雲大神宮が先に創られたとすれば、日本一の縁結び神社というのも納得できます。

 余談ですが私の嫁さんも私と知り合う前に良縁祈願に来ていたそうです。不思議ですよね、お互いに住んでる場所は全然違うし、もちろん会ったことも無いのに。

 でも神様は私たち夫婦の縁を結んでくれました。

縁結び

     上記画像は公式ページより出典

 

名水中の名水

 

 出雲大神宮の本殿裏手にある御神体の御影山には御蔭(みかげ)の滝があり、湧き出た水が結構な量で流れ落ちてます。

御蔭の滝

 この水は「真名井の水」と呼ばれいて、古来より絶えたことがなく、周辺地域の田畑を潤し豊かな恵みを授け続けてくれていたそうです。

 またこの水は「如何なる病にも効く痛み止めの水、天下の名水なり」と言われており、健康長寿の御神水として古くから人々に愛飲されてきました。

      

        上記画像は、公式ページより出典 

もちろん今でも飲むことはできます、冷たくておいしいんですよ。

 この真名井の水は言い伝えの通り本当に凄い水でして、水質検査によると恵まれた地質環境から湧き出ているためミネラルバランスがとても良く、健康に良い理想の水「うまい水」という結果が出てます。またこのような理想の水は世界でも珍しく、希少な水だそうです。

 まさに真名井の水は名水中の名水、神の水ってことです。

 

 この水は自由に容器に入れて持ち帰ることもできるので、日曜日や祝日などは沢山の人が容器を手に水を貰いに来てます、まぁ私もその一人なんですがね。

 

 真名井の水は一之鳥居をくぐった右側、お清めの手水舎(てみずや)の後ろに取水場がありますからそこで無料でもらえます、一昔前は取水場は1か所でしたが今は3か所あるのでそんなに待つことがありません。

 

 ただし容器は自分で用意してくださいね、ペットボトル・ポリタンク何でも構いません。ですが、1度に10リットル以上の取水は控えましょう。沢山欲しい場合であれば、10リットル程取水したところで次の人に順番を譲り再度、順番待ちすれば大丈夫です。

 これは宮司さんからのお願いですからルールは守りましょう。あと、いくら無料だからといってもお礼のお賽銭は奉納しましょうね。

 

京都で一番のパワースポット

 

 本殿裏の御神体である御影山には御蔭の滝の他に磐座(いわくら)と呼ばれる巨大な岩が祀られています。

磐座

 そもそも磐座って何?ですよね、これは簡単にいうと社殿が創られるよりもはるか以前から神様が宿るとされて祀られてきた巨岩のことです。ただしそこにずっと神様が居る訳ではなく、人と接する時だけこの岩に宿られる、いやこの岩に座られるのです。いわば神様と交流ができる唯一神聖な場所なんです。

 またこの磐座よりも山上にはもう一つ磐座があるんです、ちょっと珍しいですね。でもそこの磐座だけは事前に社務所で手続きをしないと行くことが出来ません。ということは誰もが簡単に近づいてはならない聖域だってことなんでしょう、とても厳格な雰囲気なので私も未だ足を踏み入れたことは有りません。

 この御影山へは一之鳥居をくぐって右側「夫婦岩」「大国恵比寿舎」の左から登って行けます、ゆるやかな傾斜ですので割と楽に登れますよ。
著名ある風水師Dr.コパさんやスピリチュアル・カウンセラーの江原さんから京都で一番のパワースポットだと紹介された位ですからかなりのパワースポットであることは間違いないでしょう。

 現に紹介される以前より参拝している私ですが、この御影山に入ると空気が変わるというか気が変わるような感じがします。そこで私は毎回2~3度深呼吸するんです、すると気持ちがすーっと穏やかになり身体の中から浄化されていくような不思議な感覚を受けます。

 こういう感覚って多分私だけではないと思いますね。

さいごに

いかがでしたか、この神社の凄さ分ってもらえましたか?

今回紹介したこと以外にもここ出雲大神宮には沢山の見どころがあります。

例えば御蔭の滝より山上にある「上の社(かみのやしろ)」では素戔鳴尊(スサノウノミコト)と櫛稲田姫尊(クシイナダヒメノミコト)が祀られています。

 これも有名な神話「ヤマタノオロチ」に出てくる神様達で厄難の神として祀られています、そしてこの二人の六世の孫が大国主命といわれているんですよ。

 このように縁の深い神々が祀られてるなんてとても興味深いと思いませんか?

 まだ他にも神様が祀られている社がありますし、大国主命に救われた白兎も「幸せのなでうさぎ」として祀られています。

 なかなか言葉だけではこの神社の魅力を伝えるのは大変なので、近くに来られた際はぜひ一度足をはこんでみてください。きっとここが好きになると思いますよ。

最後までお付き合いありがとうございました。

 

境内案内とアクセス方法

 

 下記画像をクリックすると公式ページの境内マップに移動します、各見どころを説明してくれますので参考にどうぞ

出雲大神宮案内図       

京都市方面より車で参拝の場合

京都縦貫道亀岡インターを降りて国道9号線を園部、福知山方面へ、

国道9号線古世口交差点を右折、その後道なりに10分~15分程で到着します。

駐車場は敷地内、千年宮鳥居の右側と坂を上がったトイレ前、西側駐車場があります。また敷地外にも大駐車場がありますから車が一杯で入れないことはありません。

ただしお正月にかぎってはかなり車は多いです。

電車で参拝の場合
JR亀岡駅より京阪京都交通バスに乗り「出雲神社前で下車、もしくは駅からタクシーを利用(駅から約10分程)